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肉食をやめさせるために十字架にかかられたイエス様

すでに昼の12時ごろであった。全地は暗くなり、それが

3時まで続いた。太陽は、光を失っていた。神殿の垂れ

幕が、真ん中から裂けた。イエス様は。大声で叫ばれた。

「父よ。私は、過ぎ越しの食事で子羊を食べました。です

から、今、私が十字架にかかり殺されかけているのは、

至極、当然です。これは、父の心に適うことでした。なぜ

なら、父は、私を通して、肉を食べていると、肉に遭わせ

たのと同じような苦しみが、人の運命に訪れるのだよと伝

えたい愛の持ち主だからです。私は、うまれてくる前、父

からその役目を負わされたことを決して忘れていません。」

そこに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、さっき食

たばかりの肉を胃の中から吐き出そうとした人もいた。そ

のうちのひとりがすぐに走り寄り、イエス様に質問した。「イ

ス様は、どうして、口だけで、『肉を食べるものは、皆、殺

される動物と同じ目に遭うのだと。』と説明しないのですか。

そうすれば、こんなに苦しまなくてよかったのに。」イエス

様は、にっこりと微笑むと、口を開かれた。「口だけで言っ

ても、誰も信じないからだ。」

こう言って、イエス様は、息を引き取られた。

参考文献 日本聖書教会 聖書

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